双子のヘルメット治療体験談|効果や副作用

双子育児

我が家の双子のお兄ちゃんは生後5ヶ月の頃にヘルメット治療を経験しました。
結論から言うと、我が家は「治療を受けて本当に良かった」と思っています。
一方で、費用やワンオペ育児との両立、思わぬトラブルなど大変なこともありました。
この記事では、病院選びから治療の流れ、実際にかかった費用、
後悔したことまで、体験をもとにお伝えします。

双子がヘルメット治療を始めた理由

生まれつき頭の前方部分がへこんで生まれてきた双子のお兄ちゃん。出産後はじめて対面した時から気になっていて、心配事の一つになりました。どうやら双子でお腹の中が窮屈だったのと、私が横になる時に楽な方ばかりを下にしていたことが原因のようでした。

成長とともに自然に改善することを信じていたけれど、向きぐせが強かった(後に斜頸と分かる)こともあり、気づいたら頭全体が歪んでしまいました。

一方、弟くんの方はまん丸で生まれてきたので、逆に全く頭の形を意識していませんでした。結果、気づいたら絶壁になってしまっていたのです(涙)

今振り返ると、上の子がいることもありベットにねんねしてもらってる時間が長かったですし、日々のお世話、二人を無事に生かすことに精一杯だった、というのが本音です。

周囲からは「気にしすぎでは」と言われることもあったけれど、双子として生まれたのは私たちの責任でもあるので、できることはやってあげよう、と夫婦で相談し治療ができる病院を探すことにしました。

病院探しと受診した2つのクリニック

ヘルメット治療については全く知識が無かったので、SNSやHPで調べることから始めましたが
種類がいろいろあったり、計測の方法も様々で比較するのが難しかったです。
結局クチコミを頼りにGoogleマップで評価の高かったクリニックを2件受診しました。

最終的に、我が家は通いやすさと費用面で負担の少なさを選択しましたが、同じ種類のヘルメットでも病院によって金額の差がありました。

1件目 ヘルメット治療の専門クリニック

都内の一等地にある、ヘルメット治療の専門のクリニックを受診しました。
ヘルメットの種類はいくつかありますが、基本的に完全オーダーメイドのものを勧められます。
初診では特殊な定規のようなもので計測し、写真も撮って歪みのレベルを見ていただきました。
結果は、お兄ちゃんが中等症で弟くんが標準の範囲内。
当時3ヶ月ちょっとで実際にヘルメットを装着できる月齢に達していなかった為、この日はここまでとなりました。

そして約2ヶ月後、2回目の診察へ

この診察の際、初回と比べてどのくらい自然に改善しているのか(していないのか)確認した上で、治療開始の判断をしようと思っていました。しかし先生は測定してくれる気配がなく、こちらが治療を迷っていることに苛立っているご様子・・。
費用が1人60万円もするのに、この対応何!?と思ってしまった私。治療は一旦見送ることにしました。(夫は基本的に私に任せるスタンス)

2件目 首都圏エリアの小児科

次に受診したのはbabybandのヘルメット治療を取り入れている一般的な小児科でした。

こちらでは初回からストッキングのような帽子を被せてカメラで撮影してもらい、
その日のうちにデータを取り込んだ3D画像見せていただきました。
結果、お兄ちゃんは重度ではないけれど自然に治るとは言い切れない、やれるならやってあげたほうが良いですねというお話で。
私も納得できたのでこちらでお願いすることにしました。

費用は27万円と良心的。平日にワンオペで連れて行ける距離というのもポイントでした。

ヘルメット治療の流れ

治療期間 

最初に相談に行ったのは生後3ヶ月ごろでしたが、
治療を決めて実際にヘルメットを装着したのは
生後5ヶ月終わり〜9ヶ月頃の約4ヶ月間
スタートとしてはギリギリのタイミングだったと思います。

1日の装着時間  

我が家は平均で18時間くらいでした。
治療前に事前に調べた情報では、22時間くらい装着している人が多かったですが、
車の乗車時を含む外出時やお風呂以外は、休憩タイムとしていました。

通院の頻度 

装着開始から月1回の通院で我が家の場合卒業までの回数は4回でした。
病院とはアプリで情報共有をし、何かあればラインでも相談できる環境でした。
通院のタイミングで測定してもらうのですが、
写真やグラフで徐々に形が整っていくのを確認できるのが良かったです。

治療中大変だったこと

基本的に日々ワンオペだった私。ただでさえ双子のお世話に追われ
母体はまだ産後のダメージや睡眠不足で頭が回らない状態。
そんな中でヘルメットを装着させケアはするのは正直とっても負担でした・・。

汗やニオイのケア

ちょうど夏にかけての季節に装着した為、
家にいても熱がこもって汗で内部のクッションが湿っていることがありました。
オプションの洗い替えを途中から購入したのですが、これは初めから購入するべきでした。
ヘルメット自体も水洗いできたのは良かったです。

こどもの反応

月齢が上がるにつれて装着する際に嫌がる様子が見られるようになりました。
つけてしまってからは外して欲しいそぶりをすることはなかったですが、
まだ自分の気持ちを表現できる月齢では無いので本当のところはわからないです・・。
約4ヶ月、よく頑張ってくれたなと思います。

治療結果

斜頭度中等症状から正常の範囲へ改善
もう少し頑張っても良いかなと思いましたが、
副作用が出ている中で継続するのがかわいそうだったので終了としました。

実際にかかった費用

ヘルメット代    27万円
洗い替えクッション 1万円
通院費       追加の診察代は無し

後々知るのですが、頭の歪みの原因が斜頸からと診断されると保険適応さえる場合があるようでした。

副作用(後遺症)と我が家の失敗 

ヘルメット治療をするにあたり、副作用などが気になる方もいると思います。
汗疹や圧迫されることによる赤みは多少覚悟が必要です。
我が家の場合はそれに加え私の不注意が原因で
頭(おでこ)に強い赤みが半年ほど残ってしまいました。
その時のショックはかなり大きく「一生残ってしまったらどうしよう」と、ひどく落ち込みました。

赤みが残った原因

原因は、ヘルメット内部のクッションが折れた状態で装着し
そのまま一晩寝かせてしまったことです。
クッションといっても4mmほどの厚さですが、
おそらくそこに体重をかけた体勢で寝ていたんだと思います。
普段、お風呂の後は明るいリビングでケアをし、
ヘルメットを装着してから寝室のベットに連れて行っていました。
しかしその日は、私自身の寝不足と疲れがピークに達していて
いつもの流れが「雑」になってしまっていたんです。
照明を落として暗くした寝室で、
サッと装着し確認しないままベットへ寝かせてしまっていました。
痛いといえない我が子、本当に本当に申し訳なかったです。

対処法

この赤み(圧迫痕)に関して先生に相談すると
「時間をかけて徐々に治っていきますから」とのことでしたが
3ヶ月経っても残ったままで心配になり、
普段お世話になっているかかりつけ医にも相談しました。
そこではもしも治らなかった場合の選択肢としてレーザー治療のお話をされました。
二重に痛い思いをさせてしまうかもしれないと思うと、自分の情けなさで涙が。
紫外線が良くないと聞いたので、外出時に日焼け止めを塗ったりしながら
結果としては半年ほどで跡がわからなくなり、自然治癒しました。
これには本当に本当に安堵しました。  

正直な感想と迷っている方へ

治療から1年ほどが経過し、息子は1歳半を過ぎました。
当時は金銭的な負担や周囲からの言葉もあって、
治療をやるべきかどうか1ヶ月以上悩んでいました。
でも今きれいな頭になった息子の頭を見ると本当にやって良かったと思っています。
ただ正直、治療期間中の通院やケアの手間は覚悟が必要です。
私は1人でも大変だったので双子ちゃん2人ともになると本当に大変だと思います。
私のように日々のお世話で精一杯な中で無理をすると、
前述したようなインシデントが起きてしまう可能性があるので
家族から手助けをしてもらえるよう、
事前に理解してもらってから治療されることをお勧めします。
街中でヘルメットを被っている子を見ると、
頑張れ!うちもやったよ!という気持ちになります。

以上が我が家の体験談です。

治療の適応や方法はお子さんの状態によって異なりますので、
詳しくは医療機関へご相談くださいね。

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